個人アドレス帳にファイルから一括登録する

他のソフトウェアで作成したアドレス帳のデータを、Webメールの個人アドレス帳に一括登録できます。
共有アドレス帳には、データを登録できません。

ファイル形式

一括登録に使用できるファイルの形式は、次のとおりです。

・Outlook(CSV形式)

・Windows Mail(CSV形式)

・Excel2003互換XML形式

・CSV形式

注意ファイル形式の判別

一括登録の際、ファイル形式はシステムで自動判別します。自動判別ができない場合、「一般設定」で設定されたファイル形式で一括登録します。

※一般設定について→「一般設定」

■Outlook/Windows Mailのアドレス帳を利用する場合

次のデータ形式で作成されたCSVファイルのみ、個人アドレス帳に一括登録することができます。

注意

・表示名とニックネーム以外の項目は、行頭および行末に空白がある場合、登録時に削除されます。

・メールアドレスがないレコードのあるファイルは、登録できません。

・勤務先の番地/番地(会社)が複数行の場合、登録時、改行は空白に置換されます。

CSV項目名 Webメール項目名
表示名 名前
ニックネーム ふりがな
電子メールアドレス メールアドレス
会社名 組織
部署名 部署
役職 役職
自宅電話番号/会社電話 電話1
携帯電話 電話2
勤務先電話番号/会社電話2 電話3
勤務先ファックス/会社FAX FAX
勤務先の国または地域/国(会社)/地域
勤務先の郵便番号/郵便番号(会社) 郵便番号
勤務先の都道府県/都道府県(会社) 都道府県
勤務先の市区町村/市町村(会社) 市区町村
勤務先の番地/番地(会社) 番地
ビジネスWebページ/Webページ URL
メモ メモ

■Excel2003互換XML形式/CSV形式で一括登録する場合

次のデータ形式で作成されたXML/CSVファイルのみ、個人アドレス帳に一括登録することができます。
なお、XML/CSVファイルは、1行目にCSV項目名を「,」(コンマ)区切りで記述し、2行目以降に実データを配置してください。

注意

・Microsoft ExcelでXMLデータを作成する場合、シート名を「addrbook」にしてください。他のシート名では正しく登録できません。

・アドレス帳では、名前とフォルダ名に「"」(ダブルクォート)を使用できません。

・NAME, EMAILおよびADDRPATHに「"」などの特殊文字が含まれていると正しく登録できません。

  CSV項目名 Webメール項目名
1 HURIGANA ふりがな
2 NAME 名前
3 EMAIL メールアドレス
4 ORGANIZATION 組織
5 DEPART 部署
6 TITLE 役職
7 TEL1 電話1
8 TEL2 電話2
9 TEL3 電話3
10 FAX FAX
11 COUNTRY
12 ZIPCODE 郵便番号
13 STATE 都道府県
14 CITY 市区町村
15 ADDRESS 番地
16 URL URL
17 MEMO メモ
18 ADDRPATH 個人アドレス帳フォルダのパス

一括登録方法

一括登録には、「差分インポート」と「一括インポート」という2種類の方法が用意されています。

名称 登録内容
差分インポート 追加と変更 現在の個人アドレス帳に、読み込んだファイルのデータを追加登録します。
同一のメールアドレスのデータがあった場合、読み込んだファイルの内容に変更されます。
一括インポート 上書き 現在の個人アドレス帳のデータをすべて削除してから、読み込んだファイルのデータを新規登録します。必要に応じて、あらかじめデータのバックアップを行ってください。なお、グループの情報もすべて削除されますので、再設定が必要になります。

※バックアップ方法→「個人アドレス帳の登録内容を一括エクスポートする」

※ここでは、「差分インポート」で登録する場合を例に説明します。

step1 アドレス帳画面を表示し、「アドレス操作」で「差分インポート」を選択します。

※アドレス帳画面の表示方法→「アドレス帳画面を表示する」

※入力制限について→「アドレス帳」

アドレス帳差分インポート画面が表示されます。

step2 「参照」ボタンをクリックします。

ファイルの選択画面が表示されます。

step3 作成したファイルを選択し、「開く」ボタンをクリックします。

アドレス帳差分インポート画面が表示されます。画面にファイル名が表示されます。

step4 「OK」ボタンをクリックします。

追加・変更したアドレスが、一覧に反映されます。