Gmailの「メール送信者のガイドライン
サービス関連情報 Gmail送信者ガイドラインの変更に伴う影響について【1/25 更新】
2024年1月18日
お客様各位
アルファメール プレミアをご利用いただきありがとうございます。
Google社によりGmailの「メール送信者のガイドライン」が2023年10月に更新され、2024年2月1日よりGmailアカウント宛てにメールを送信する場合の要件が変更になるとの発表がありました。(Gmailアカウントとは、末尾が @gmail.com または @googlemail.com のアカウントを指します。)
ガイドラインの変更に伴い、下記の要件を満たさない場合にGmailアカウント宛への送信メールがブロックされたり、迷惑メールボックスに配信されるなど、正しく送信先に届かなくなる可能性があります。
特にGmailアカウント宛に1日5,000通以上のメール送信を行う場合の要件は、更に満たすべき要件が追加されております。
お客様におかれましては、ガイドラインの対象となる送信を行っていないかご確認いただきますようお願い申し上げます。
実施時期について
2024年2月1日以降
メール送信者の要件
-
下記は2024年1月11日時点の情報をもとに、お客様の設定に直接関係する主な要件を抜粋しています。
Gmailの「メール送信者のガイドライン」は随時更新されており、変更となる可能性があるため定期的にご確認ください。
Gmailアカウント宛てにメールを送信する場合の要件 | アルファメールプレミアの対応状況 | |
---|---|---|
すべての送信者 | 1日5,000通以上の送信者 | |
SPFまたはDKIMの設定 | SPFおよびDKIMの設定 | メールサーバ:対応済み Webサーバ:SPF対応済み/DKIM未対応 |
送信元のドメインまたは IP アドレスに、有効な正引きおよび逆引き DNS レコードがあること | メールサーバ:対応済み Webサーバ:対応済み ※アルファメールプレミアのサーバ情報を対象としています。 |
|
メールの送信に TLS 接続を使用 | メールサーバ:対応済み Webサーバ: 【1/25 更新】対応済み |
|
Internet Message Format 標準(RFC 5322)に準拠する形式でメールを作成 | お客様の送信方法に依存 | |
ヘッダーFromアドレスをGmailアカウントにしたなりすまし送信はしない | お客様の送信方法に依存 | |
メーリングリストや受信ゲートウェイを使用するなどして、メールを定期的に転送する場合は、送信メールに ARC ヘッダーを追加 | メーリングリストオプションでの対応を今後検討 | |
メーリング リストの送信者は、メーリング リストを指定する List-id: ヘッダーも送信メールに追加 | メーリングリストオプションでの対応を今後検討 | |
― | DMARCの設定 | 対応済み |
― | DMARC認証に合格 | お客様の送信方法に依存 |
― | (マーケティングメールの場合)メールからワンクリックの登録解除機能を搭載 メッセージ本文に登録解除のリンクをわかりやすく表示する必要がある |
お客様の送信内容に依存 |
注意事項
アルファメールプレミアでは、2023年11月21日の機能強化により、メールソフトやWebメールより送信されるメールにつきましては、SPF/DKIM/DMARCに標準で対応済みとなります。
ただし、お客様にて任意にSPF/DMARCレコードを変更されますと、変更内容によっては正しく認証が通らなくなる可能性がありますのでご注意ください。
上記ガイドラインの制限はGmail側の施策となるため、弊社コンタクトセンターでは内容についての回答はできかねます。